【自家焙煎】自宅のガスコンロで珈琲豆を焙煎する

普通、大型の焙煎機で煙突を出してやるものを自宅のガスコンロでやろうという試みです。

必要なものは豆を炒る手網とコーヒーの生豆と気合です。


手網は上の画像のような銀杏煎りがちょうど良いでしょう。

ハンドピックを行い欠品豆を取り除き、網に豆を入れてください。
手網には熱を保つためにアルミ箔で覆います。

まず内部の温度をあげるため火にかざします。

ふたを開けハンドピックをした生豆を一気に投入します。

投入した時間を覚え火から15cm位の位置でリズムよく全体に熱が行き渡るように振ります。

10分もすると青臭い匂いがし始めます。これは生豆の内部にある水がどんどん蒸発している証拠です。この水抜きを以下に早く、均一に行えるかが焙煎の最重要ポイントとなります。

水が抜け始めると生豆についていた薄皮がはがれ始め、チャフとなって飛び散ります。
ここから少しずつ火に近づけていき徐々に温度を上げていきます。

色が茶色を帯びてくるとほのかに香ばしいにおいも漂ってきます。

20分もするとパチパチと音が鳴り始めます。これを1ハゼ(ファーストポップ)といい、焙煎過程で豆が出す数少ない合図のひとつとなります。ここで火からおろせば浅~中煎りの豆となります。

1ハゼが終わり、少したつと大量の煙とともに1ハゼより小さく細かい音が鳴り始めます。これを2ハゼ(セカンドポップ)といい、ここから深入りといわれるようになります。
豆には油が浮き始め、どんどん色も黒くなっていきます。
シアトル系のカフェで使われている豆は大体このあたりのフルシティローストと言われる煎り具合の豆が使われているようです。

火からおろすタイミングは生豆ごとによって違い、その生豆に適したもの、もしくは自分でねらった煎り具合を見極める必要があります。

火からおろしたらすばやく冷却します。
これは豆に残っている余熱で焙煎が進んでしまうのと、それによって煎りムラを出さないようにするためです。

業務用の焙煎機には冷却機がついていますが家庭ではその原理をまねて掃除機を使って冷却する方法をとってます。下から空気を吸って熱を奪う仕組みです。
ただ掃除機がコーヒー臭くなったりチャフだらけになっても私は知りません。ホント臭いです。

荒熱を取り除いたらもう一度ハンドピックを行いましょう。
焙煎中に割れてしまった豆や周りと比べて焼きムラがあるものを取り除きます。

ローストした豆を掌にのせて、重さのチェックや豆を割って中まで火が通っているか、食べてみて味をチェックしてみます。

保存方法はコーヒー豆の敵となる光・空気・湿気を避けられる場所・容器を使いましょう。焙煎日と生豆の種類を書いておくのも忘れずに。

コーヒー豆はさきほどもいいましたが新鮮食品です。キャベツや魚などと一緒です。これが意外と知られておらず、平気で焙煎してから3ヶ月、挽いてから1週間も経ったものが使われてたりしてます。
もしあなたがコーヒーが苦くてすっぱいものだから嫌いと思っていたらそれは飲んでいるコーヒー豆の品質に問題があるのかもしれません。

焙煎した豆は1ヶ月で香りはなくなり、お湯を通しても膨らまなくなります。一番おいしいのは焙煎してから3日目~1週間くらいです。それなのにコーヒーチェーン店で売られているコーヒー豆は平気で焙煎から数ヶ月もたったものばかりです。
よっておいしいコーヒーを飲むためにはいかに焙煎したての豆を手に入れるかということになります。自分で焼くのもひとつの手です。

ちなみに焙煎1日目はローストした豆からガスが出るので密封してはいけません。焙煎直後に密封した豆が店頭でパツンパツンになっているのはそのためです。

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